2017年6月28日水曜日

トロピカルリーフ?


 蒸し暑い日が続きますが、来週から気温としては夏が始まるようですね。
 暑い日は程よく雲が出てくれると嬉しいですが、たまにはカラっと晴れた日も恋しくなってきました。

 現在薬草園にて、昨年の記事http://naeseisan2.blogspot.jp/2016/12/blog-post_73.htmlにて収穫していたウコンCurcuma longaを今春植え付けていたものから、芽が出て大きくなりつつあります。



526日撮影

 細い芽が地面からニョキニョキ伸びてきました。
 紙を巻いたかのような葉に包まれ、山菜のような形をしていますね。



626日撮影

 バナナなどの南国感を醸し出す大きな葉が開いています。
 1ヶ月前の姿からは想像のつかない大きさになりました。


 1ヶ月から2ヶ月が経過した夏真っ盛りの頃から秋にかけて開花するまでには、さらに大きくたくさんの葉を出して生長することでしょう。

 ウコンといえば、黄色く染まった根茎部分のみ利用するイメージすると思いますが、地上部の葉を乾燥させてお茶に混ぜると、とても良い香りがするようです。


 もう少し葉が出てきたら、一部を収穫し試してみようかと思います。

 手当たり次第、乾燥させてお茶にしてみたいところですが、薬草園では危険な物質の含まれた植物も多く植わっているため、慎重に選びつつ試してみたいところです。


安藤匡哉


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2017年6月27日火曜日

JFS花壇

 シャッキとしない梅雨らしい日々が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
 今日は定植が一段落したJFS(ジャパンフラワーセレクション)花壇の様子を紹介します。
JFSに関する詳細はこちら。http://www.jf-selections.net/
 
 現在、環境健康フィールド科学センターでは、過去最高?の25品種をガーデニング部門夏秋審査品種として、栽培しています。

5月下旬の維持管理の様子
太陽が照りつける中、定植・除草・薬剤散布など、多くの工程を学生さんにお手伝い頂きながら、適正な審査のための植物の維持管理が続いています。

 現在は、多くの品種が定植から2ヶ月程度経過しており、見頃を迎えています。
正門脇の様子(6月26日)

薬草園の1株植え区の様子(6月26日)
 
 様々な色合いの品種が出展されているため、景観が良く、管理者である我々でさえも、癒されることが度々です。笑
 7月中旬に第一回審査が行われるため、これからの高温・多雨(多湿)を各出展植物がどう乗り切るかが、鍵となりそうです。

黒沼



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2017年6月26日月曜日

ペチュニア培養苗の馴化

例年、この時期の実習メニューですが、先日の園芸学科3年生の栽培・育種学専門実習でペチュニアの培養苗の馴化を行いました。

花卉・苗生産部で生産しているさくらさくらシリーズの‘さくらさくら’、‘桃色吐息’、‘おゆきちゃん’など、来春のセル成型苗、ポット苗、鉢花を生産するための親株をつくるためにはとても重要な母株生産作業です。ここで失敗するとそれ以降の苗生産の計画に大きな狂いが生じてしましますので、ミスの許されない実習作業です。この作業は、ウイルスなどの感染を防ぐため、毎年培養苗で親株が更新・増殖されるのが一般的です。

園芸学科では2年生の後期に、‘さくらさくら’のセル成型苗出荷用の挿し芽の実習を行なっているので、そこまでの母株生産の流れを説明すれば、培養苗の馴化からセル苗生産までの一連の苗生産の流れがすべて理解できるのではないかと思います。

作業手順を説明した後、作業開始です。無菌的にプラントボックス内で培養されている苗を取り出し、根を洗浄し、セルトレイに植え付け、発芽室内に入れるまでの作業を行いました。

まず、作業テーブルと使用する用具を70%アルコールで滅菌消毒し、各自手袋をはめて作業に入ります。培養器の蓋をあけ、寒天培地の中に根を張った植物体を丁寧に取り出します。

根に付着している寒天培地を丁寧に取り除きます。


洗い終わったら皿に並べ、乾かさないよう霧吹きで湿り気を保ちます。


培養苗の地上部を3センチ程度に切り分け、下葉を取り除きます。


あらかじめ土詰めして湿らせておいた128穴セルトレイに1本ずつ丁寧に挿します。ときどき、乾燥しないように霧吹きで湿度を保ちながら手早く挿していきます。



発芽室内で室温23℃、湿度70%以上の発芽室内で管理すると1週間ほどで発根してきます。しばらくは乾かさないように管理し、次第に霧吹きによる加湿を控え、その後は3号ポットに上げ、防虫ネットの張られた育苗ハウス内で管理する予定です。

今年のさくらさくらシリーズのポット苗生産が終わったと思ったら、もう来年の生産が始まりました。このように一年近く前から来年春の計画の流れに沿って、先を考えながら生産は進んで行きます。自分の仕事も期日に余裕をもって進められれば良いのですけどね。なかなかそうはいきません。


(渡辺 均)

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2017年6月23日金曜日

ねこのしっぽ


 こんにちは。学部4年の丸山です。
 先日、沖縄の梅雨明けが発表されました。
 関東にも夏はすぐそこまで迫ってきているなと実感しますね。


 今回は、1000属ハウスの植物の中から、アカリファという植物を紹介いたします。



 アカリファ(Acalypha hispaniolae)は、トウダイグサ科の植物です。ネコの尻尾のような見た目からもお分かりいただけるかと思いますが、キャッツテールとも呼ばれます。

 ネコ好きにはたまらない植物ですね。
 この尻尾のような部分がアカリファの花序です。



 このふわふわした穂には花弁がなく、がくと長い雄しべからなります。最初は小さく少し赤い毛が生えた状態ですが、



 雄しべが伸び、猫の尻尾のような見た目になります。


 熱帯・亜熱帯地域に分布しており、観葉植物、鉢花、庭木として利用されています。
 四季咲き性ですので、一定以上の温度があれば1年中花を楽しめる植物です!


 日当たりを好む、初心者でも育てやすい植物ですので、ネコ好きの皆さん、是非アカリファの栽培をしてみてはいかがでしょうか?



学部4年:丸山


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2017年6月22日木曜日

ポット苗・鉢花、箱販売のお知らせ


~~~おしらせ~~~
いつも花卉・苗生産ブログをご覧いただきありがとうございます。

日頃から、千葉大学環境健康フィールド科学センター内の売店「味楽来(みらくる)」において、
平日13:00~16:00(第1、第3水曜日定休)の間、
農場生産品として、鉢花やポット苗を販売しておりますが・・・
詳しくはこちら→http://www.fc.chiba-u.jp/mirakuru/


このたび、
当ブログ限定でポット苗・鉢花のトレー販売を試験的におこなうこととなりました。


つきましては、

現在販売可能な商品を不定期で当ブログにてお知らせいたしますので、
ご希望の方は当ブログ、お問い合わせメールからお問い合わせください。

お支払いは現金書留のみのお取り扱いとなります。
商品価格の他、別途 箱代・送料が必要となります。

なお、数量には限りがあり、在庫数は日々変動しております。
また、植物ですので、株の大きさや花色、開花状況には個体差がございます。
ご理解くださいますようお願い申し上げます。




記念すべき最初の品目は・・・

アサリナ ミックス 3号28ポット入 在庫:4トレー
セイヨウアサガオ スーパーカラフルミックス 3号28ポット入 在庫:3トレー
③ヘデラ 黄斑 3.5号24ポット入 在庫:15トレー
④ベゴニア イルミネーションアプリコットシェード 3.5号24ポット入 在庫:2トレー

(在庫は2017.6.22.現在の数量です。)

ご注文締切:2017.7.4.

価格等、ご興味のある方は
こちらからどうぞ→お問い合せ
                                       



 イメージ
  ①アサリナ
   

  ②セイヨウアサガオ
    

  ③ヘデラ
    
  
  ④ベゴニア
    















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2017年6月21日水曜日

岩の上にも


 ようやく梅雨らしい天気の日々がやってきましたね。
 とはいえ雲の合間にのぞく陽射しは、ハウス内の温度を一気に上げてしまうので、空の機嫌を伺いながらハウス管理に気を使います。


 先日のブログにてご紹介しましたが、オザキフラワーパークさんを訪れ、様々な植物を見学させていただきました。

 その際、思わず購入してしまったものが。



 こちら、イワヒバSelaginella tamariscina です。


 イワヒバはシダ植物の一種で、岩の上にあるヒバのような葉をもつことから、その名がつけられたとされています。

 近くで見ると、細かな鱗(うろこ)のような葉が密集しているのが分かります。


 生育により、先端の分枝した部分が立ちあがり、立体的な形に。

 古典園芸植物として江戸時代から愛されてきた植物ということですが、あまり園芸店でも見かけないような植物です

 これがごく普通に陳列されていたオザキフラワーパークおそるべしですね。



 自分がこの植物を知ったキッカケは、研究植物であるダンギクのフィールドワークの際、ダンギクの横に自生している様子から。



 なんとも面白い組み合わせではないでしょうか。
 色合いといい、神秘的な印象も。


 岩の上にも…てなもので、生長はゆっくりとしていますが、乾燥に非常に強く、水の少ない状態になると葉を内側に巻き込む性質があり、一見すると茶色の裏面から枯れてしまったように見えます。
 しかし、水を与えると内側の緑色の葉が広がり、光合成のチャンスを逃しません。


 動きのある植物としても観賞価値があり、盆栽など和の植物の『静』のなかで一風変わったアクセントを与えてくれるかもしれませんね。

 単体でも見映えがあり、傍らに置くのも燻し銀な役割を示してくれる…なかなか面白い植物として、これからの活躍に期待です。



安藤匡哉


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2017年6月20日火曜日

アリウム ギガンチウム

 今日のブログは、アリウム ギガンチウム(Allium giganteum)について紹介します。
 Allium属は、ネギ科(ユリ科)ネギ属の球根植物で、ニンニクやネギの仲間です。アリウム ギガンチウムは、Allium属の中でも大型であり、球形の花を咲かせるため、花壇のアクセントとして用いられています。どのガーデン素材の教科書をみても、必ずといってよいほど紹介されていますが、恥ずかしながらまだ実物をみたことがありません…
 そこで、アリウム ギガンチウムの実物をこの目でみるため、球根を購入し、昨年の11月に植え付けを行いました。

4月18日
抽苔している様子

5月7日
総苞が裂開した様子

5月11日
開花の開始
 
 皆さんもお気づきかと思いますが、全ての個体で、後ろの株のような葉先枯れの症状が出てしまいました…
各栽培環境でも違いがあるでしょうが、実際の花壇で利用する際も、開花時に葉が枯れてくるため、足元を隠す工夫がなされているそうです。

5月20日
開花が進み、球状を形成

5月28日
最後は切り花として楽しみました。

もちろん、来年の準備のため、球根を掘りあげ、陰干しを行っています。

 私たちは様々な場所で園芸教室や植栽活動を行っています。そうした園芸の普及活動や地域貢献活動で「提案できる植物種」を増やすためにも、自らが実践して、良さや改善点を把握する必要があります。
 来年は、露地植えにして、草姿の観賞性がどの程度維持されるかを確認する予定です。

黒沼



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