2008年11月30日日曜日

ヒューケラの鉢上げ

今日紹介する植物はヒューケラです。

園芸別科花卉専攻の学生さんが鉢上げしています。
��実際に鉢上げしていたのは10月ですが...)







学生さんはみんな真剣に鉢上げやっていますね。

実際にこの鉢上げされたヒューケラは、
ここで大きく育てて一般のお客様に販売されます。

いい植物(商品)を作るためには、
学生さんの実習といっても手を抜くことはできません。

厳しい(?)教官陣が隈無くチェックしているから、
手を抜けないというのもあるかもしれませんが...



さてさて、鉢上げされたヒューケラは、、、






こんなにたくさん!

��鉢の中に5色のヒューケラが植え込まれています。





とってもきれいなカラーリーフですね。

今回植え込んだヒューケラの品種は、
��株)ハルディンさんの5品種です。





もうすぐ出荷が始まります。
約2ヶ月間栽培して十分な大きさに育ったヒューケラは、
全国のお客様のところへ旅立っていきます。



2008年11月26日水曜日

花でトータルプロデュース

今日は、、、
花と緑で空間装飾している
第一園芸株式会社の藤原昭男さんに講義をして頂きました。





藤原さんのお仕事は、
結婚式やパーティーなどの様々なイベントの
デコレーションをする仕事です。

もちろん、デコレーションに使うのは、




洗練された空間を作り出すフラワーデザイン。

藤原さんの手にかかると、、、
植物や花は最大限の魅力を引き出します。

あの有名な芸能人の結婚式も、、、




そう、、、
陣内・藤原紀香さんの結婚式も手がけたそうです。(すごい...!)

デザインナーとして大活躍中の藤原さんも
実は、千葉大学園芸学部の卒業生。
後輩たちの色々な質問に快くお答え頂きました。




その中で出てきたお話を少しだけ紹介しましょう。
『...中略...』

『もちろん花に興味はあるけど、、、
  ○○○の中での花はアイテムとしてみないといけない』

『○○○と趣味ははっきり分けないと...』
��○の中に入る言葉は何でしょう?)

これから社会に出て行く学生さんにとって、
非常に重要な言葉でしたね。


最後に記念写真...パシャッ!




貴重なお話有難うございました!
また、千葉大に来て下さい!


2008年11月11日火曜日

トキタ種苗見学

11月7日のお話です。
トキタ種苗株式会社の展示会へ行ってきました。

千葉大学園芸学部の学生さんと、
実際の育種現場を勉強するためにお邪魔しました。

早速、集合写真。




この写真の中には、、、
トキタ種苗株式会社の会長の時田さんもいらっしゃいます。
時田さんは実は、千葉大学の卒業生なのです。
だから、、、
私たちの大先輩なんですね!!!


さっそく、見学させてもらいま~す。




見学と行ってもただ見せてもらうだけではないのです...
なんと、、、
丁寧に品種の説明までして頂きました。

説明をして下さっているのは、
トキタ種苗で花の育種を担当している秋山さん。

みんな真剣に話を聞いています。




実は、、、
  秋山さんも千葉大学園芸学部の卒業生!
つまり、、、
  私たちの大先輩なのです。
誇れる先輩たちが活躍している現場で生の声が聞けるなんて、
とっても幸せなことですね。





秋山さんは、最近までビオラの育種に力を入れていたそうです。
その結果、、、




右に写っているビオラの品種

’シャングリラ ブルー アンド パープルマジック’

ALL-AMERICA SELECTIONSに入賞しました!!!
��パチパチパチ...拍手)

シャングリラは、苗生産部でも作りましたが、
とっても作りやすくて、
なおかつボリュームもでるので
とってもいい品種だなぁ~っと思っていました。
是非、おすすめです!

次は、どんな品種を作るのかとっても楽しみです。

学生さんも見たことのない現場を見れて
とっても刺激を受けたはず。

秋山さん、それからトキタ種苗の皆さん、
後輩たちのために沢山勉強になることを
お話しして下さいましてありがとうございました。

トキタ種苗の品種は、時間があるときにまた紹介したいと思います。


2008年11月6日木曜日

育種家 竹下大学さん来たる!!

昨日、キリンアグリバイオ(株)の

竹下大学さん

センターにやってきました。

ところで、、、
竹下さんってどんな人??って思う方もいると思いますので、
ちょっとご紹介しましょう。

竹下さんの職業は、花の育種家です。
日本が誇る世界一の育種家といってもいいでしょう。
その証拠に、、、
All-America Selections(AAS)が北米の園芸業界に貢献した品種を育成した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」第1回の受賞者が竹下さんなのです!!!
アメリカで誕生した賞で、、、
しかも記念すべき第一回目に、、、
日本人が選ばれ、、、それが、、、
竹下大学さんなのだから、そりゃ~すごいことですよ。
詳しいことは、『育種家 竹下大学の空間~関心空間』をご覧下さい。
リンクしておきますのでお気軽にどうぞ。

さてさて、
昨日は、そんな日本が誇る育種家 竹下大学さんに授業をしていただきました。




対象は、2年生の学生さんでしたが、その他の学生さんも沢山聴講しにきていました。





大学では聞けない話題を沢山提供して下さいました。
学生さんも熱心。
聞いていた学生さんは、きっと今日から本当の『勉強』のスタートがきれることでしょう!
��受講した学生さんは『勉強』の意味がわかりましたよね?)

『勉強』とは『○○○なるために○○○る!』でしたね。

竹下さんの講演は、とても面白く、とても考えさせられる内容でした。
竹下さんは花や植物を操るのはもちろんプロフェッショナルですが、
トークで学生のハートをつかむのも完璧でした。




今度は、『園芸』の由来について、、、

『はい、わかる人~。』



園芸はもともと園藝と書くから、、、

『園芸は○○の中の○○なんですね。』

学生さんは「園芸ってすごいんだなぁ~」
って改めて感じたことでしょう!

ちなみに、竹下大学さんは千葉大学園芸学部花卉園芸学研究室のOBです。
今回の講演も、竹下さんは、学生さんのためなら喜んで講演しますよ、
という2つ返事で快く引き受けてくれました。
竹下さん、本当に有難うございました。



2008年11月3日月曜日

センター祭

今日は、環境健康フィールド科学センターの大イベント『センター祭』

苗生産部では、毎年パンジーとビオラの苗を販売しています。




センターの正門から入ってすぐの駐車場で販売しています。

右の方に見える人だかりが、この日を待ちに待ったお客様。
パンジー・ビオラの苗を買うために開店前から行列ができる程人気です。
その左側に立っているのが渡辺均准教授と新藤技官です。

この人気、もしかしたら、、、
この2人を目当てにやってくる常連さんもいるかもしれませんね...。


でも、、、

おそらく、、、

行列の理由は、、、

これでしょ!






15ポットで1000円!!!
安い!

でも、それだけじゃなく、品質も最高!
となれば、行列もできちゃいますよね。




並べておいたパンジーとビオラはあっという間に売れてしまって、
急遽追加で畑にとりにいく程の盛況っぷりでした。




お祭りですから、
苗生産部の職員で記念写真!

せっかくですので、苗生産部メンバーをご紹介しましょう!
右から渡辺均准教授(この苗生産部のボスです)、長嶋豊之技術職員(鉢花担当)、石井義久専門技術職員(苗生産部ナンバー2です)、新藤聡技術職員(セル苗担当)、松原紀嘉助教(実はこのブログを書いている本人だったりする)

この写真、決して「笑って~」って言った訳じゃないですよ。
花を持った瞬間にみんなこの通りの素敵な笑顔!
これが花の持っている力なんですね。

この日、松原助教は講演も行いました。
「花は葉からできた?」
という講演題目でお話ししました。
聴きにきて下さったみなさんありがとうございました。