2013年11月18日月曜日

チューリップのコンテナ栽培

来春の出荷用として、切花用チューリップの球根の植え付けを行ないました。

コンテナ栽培は、球根を輸入する際に使用する黒いプラスチックコンテナを使用します。
球根の植え付け後も持ち運びができるので、
冷蔵処理や芽出し処理などをコンテナごとに行なうことができます。
コンテナごとに開花調節ができるので、
今回は売店向けの小ロット生産用として実習に取り入れました。

まず、土づくりから。
ピートモスを主体とした軽めの土を用意し、良く混ぜながら水を加え、用土に適当な湿り気を与えます。
コンテナの底面と側面を覆うように防根シートを敷き、そこに用土を均等に深さ10cmほど入れます。


用土の混合と加水作業


発根が良くなるようにチューリップの茶色の皮を剥ぎ、基板(根が出てくるところ)を剥き出しにします。
球根が触れない程度の間隔に向きをそろえて一つずつ丁寧に用土の上に置きます。




最後に15cmほど覆土をし、上からジョウロでたっぷり灌水をしたら植え付け完了です。







水を切って、乾燥しないようにビニル袋に入れて密封し、
2~5℃の冷蔵庫に4カ月ほど入れ低温処理をします。
その後、20℃前後の温室に移動させ、蕾が色づいてきたら収穫です。
切花の収穫は来年の4月上旬頃の予定です。
冷蔵庫からコンテナを出すのを忘れそうです。





  (渡辺均)





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今年もやります
!!「シクラメン祭2013」
    
      




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