2015年8月20日木曜日

蚊取り線香の香?

今年もやってきました!
苗生産部 夏の風物詩の一つ、
ピレスラム(キク科Tanacetum)の精製!


5月末に露地で咲き誇っていたピレスラム
















花は、カモミールと似ているでしょうか。
















花が枯れた後、6月末に熟した種子を採取し、乾燥させました。






















このままでは播種しても発芽しなかったり、
カビが生えたり、芽が判断しずらかったり、、、
良いことないので、茎や花弁、種皮を除いて精製していきます。


まずは、果実を茎と分離し、目の粗いふるいへ。





















果実をゴリゴリと押しつぶし、種子を出していきます。

















徐々にふるいの目を細かく。
















4種類ものふるいを使い、丁寧に精製したので、
かなり多くの種子が残りました。


でも、花弁や種皮もすり潰され、種子とほぼ同じ大きさに・・・
これでは、ゴミが多すぎて、播種にはまだまだ向きません。


さて、これをどうするか。

来週は更に精製の度合いを増していきますよ~



ちなみにタイトルは、
かつてピレスラムが蚊取り線香の成分に使われていたとのことから。
ピレスラムの和名は除虫菊です。
・・・意外と虫は寄ってきていましたけれど。
(そもそも、蚊取り線香に利用されていたのとは違う種だったようですが)
焚いたら効果があるのでしょうか?




(池田)





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