2017年3月3日金曜日

クチナシ挿し穂&白花蛇舌草


 はじめまして、花卉園芸研究グループの研究生、王啓陽と申します。

 今回が初めてブログの執筆で緊張しています。
 これから宜しくお願い致します。


 今日の実習についてご紹介させていただきます。
 今日は2つの作業を行いました。

 まず1つめはクチナシ挿し穂の管理です。




 発根と生長のために光合成産物は根や新葉に蓄積し、下葉が写真のようにどんどん黄色くなって、脱落してしまいます。

 湿度が高いので、脱落した葉を取らないとカビが生えやすいです。
 また、つぼみの着いた枝は、葉や根の生長が遅くなってしまいます。
 そのため、下葉・つぼみ取りを行いました。

 下葉を取るとき、丁寧に、挿し穂に触れないようにピンセットでやさしく取り除きます。
 つぼみを取るときは、挿し穂を軽く押さえながら、つぼみを回して取り除きます。


 だいぶすっきりしました、これからは順調に大きくなってほしいですね!



 次の作業は白花蛇舌草の出荷調整です。

 白(百)花蛇舌草(ビャッカジャゼツソウ)Oldenlandia diffusa
 アカネ科の一年草 和名:フタバムグラ

 植物体全体(根も含む)を乾燥させたものは、中医薬として抗菌・抗炎症作用があります。



 出荷調整では、まず茶色の枝と付着した土をきれいに取り除いて袋に詰めます。



 次はふるいを使って短い枝を取り除き、袋に入れます。



 最後に、細かいふるいで来年用の種子を採ります。



 こちらが白花蛇舌草の種子です。



 作業後、白花蛇舌草でお茶を作りました。温かいお茶を飲んで、心も体も温かくなりました。


(王啓陽)


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