2017年3月24日金曜日

大好きな花


 こんにちは。
 学部3年の佐藤です。

 今回のブログではアマリリスという植物のご紹介をしたいと思います。
 昨年の4月に1000属ハウスにて、鉢の中で窮屈そうにしていた球根たちを掘りあげ、鉢増しを行っていました。


 そして1年越しに再び開花期を迎えた株たちがこちらです!



 昨年に引き続き見事な大輪の花を咲かせてくれました!


 アマリリスは、ヒガンバナ科ヒペアストラム属(アマリリス属)の球根植物で、花色が赤、白、ピンク、グリーンなどバリエーション豊かであるだけでなく、花のかたちも様々です。


 唐突ですが、私は幼少の頃から植物に触れて育ってきた経験があり、なかでも特に夢中になったのはこのアマリリスという植物でした。
 当時は小学生ながら、どうすれば来年も立派な花を咲かせてくれるかと試行錯誤していました。


 そして小学生の私がたどり着いた答えは・・・
「開花後にしおれ始めた花を少しでも早く除去する」という、いたってシンプルなものでした。

 種類にもよりますが、アマリリスは基本的に葉が展葉する前に、花茎がぐーんと抽苔してきます。




 よく観察すると、花の付け根に見える子房が膨らみ始めているのが分かります。
 つまり、子孫を残すために種をつくり、そこに栄養を貯めているのです。

 したがって、種をとるか、翌年の花をとるかの選択を迫られます。
 翌年の花を選択するのであれば、下の写真のように株本付近から切ってしまうのが手っ取り早い方法ですね。



 開花期を終えたアマリリスは次々と大きな葉を出し、晩秋まで光合成によって生産した栄養を球根に蓄えます。
 さらに2年ごとに新しい土と取り換えてあげると、球根はどんどん大きくなってくれます。


 開花期を終えた瞬間に、翌年の準備をすぐ始めるアマリリスの姿勢は、見習っていきたいですね!

(学部3 佐藤)

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