2017年10月31日火曜日

栽培・育種学実験その2

 昨日、東京では木枯らし1号が観測され、昨年よりも10日早い観測だそうです。ハロウィンよりも、冬の知らせが早く届くとは... DJポリスの身だけが心配です。
 さて、本日は栽培・育種学実験その2として、実験の内容を少しご紹介します!今回は、植物体および土壌の有機・無機元素の測定について、講義と実験を通して、勉強していきました!
 
今回の実験で実際に、使用した植物はこちら!
そうですね!トルコギキョウ{Eustoma grandiflorum (Raf.) Shinn.}ですね! 
この株は、葉のCa欠乏症であるチップバーンが発生しています。

 チップバーンは葉先枯れ症とも呼ばれ、障害発生部位(葉の先端)のCa量が、未発症部位(葉の基部)のCa量よりも少ないということがわかっています。しかし、トルコギキョウのチップバーン発生葉について、その他の元素を調査した事例はみられません。そこで、今回は、葉の先端と基部で、窒素量に違いがあるのか?を分析してみました!

 専用の機械にかけるため、サンプルの調整を必死に行う学部3年生

今後は、今回得られた結果を統計解析にかけ、差があるのか?ないのか?を調べ、図表にしていきます。また、その統計解析結果を他の研究結果と比較し、どのようなことが言えるのか?をレポート内で考察してもらう予定です。
 近いうちにその結果をご紹介できるかと思いますので、「続く」ということで。

黒沼



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
花卉・苗生産ブログを応援してくださる方は、
こちらを1日1回クリックしていただけると、、、

人気ブログランキングへ

ブログランキングがあがります。
これからも応援よろしくおねがいします!

花卉・苗生産ブログに関するお問い合せは、
こちらからどうぞ→fc-naeseisan@office.chiba-u.jp ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

0 件のコメント:

コメントを投稿