2017年10月5日木曜日

進撃の巨

JIN

ではありません。

IMOMUSHI★

です。

そう、今日のブログはイモムシによる食害のお話です。
ほんの一部ですが虫画像注意です。
苦手な方はブラウザバックです。




8月に播種をして9月にポット上げをしたパンジー。
数量が多いのでポット上げをしてそのまま露地圃場で管理をするのですが
置いて一晩、してやられました・・・

多少は苗を食べられることも覚悟していたのですが、
本当に驚くほど苗が消滅していました・・・(涙涙涙

犯人は!

↓↓↓














ハウス内と違って虫の飛来を防げない露地ですので
ポットを置く前に虫の住みかとなる雑草を抜いたり、
セルの時点で浸透移行性のある殺虫剤を使用したり、
ポットを置いてすぐに粒剤を散布したりと対策はしていたのですが・・・














それでも現れるムシたち・・・














黒い小枝のようなものはヨトウムシの幼虫です。
ヨトウムシは、その名の通り夜盗虫。
夜行性で、防草シートやトレーの下から夜に這い出てきて
作物を食い荒らし、朝になると住みかへ帰っていきます。

どうやら、今年はムシ界にとっても気候が良かったらしく
柏市内の農園や家庭菜園でも被害が大きかったとのこと。
このイモムシ類は、小さい内には殺虫剤が良く効くのですが、
大きくなると殺虫剤があまり効かなくなってしまいます。
餌をモリモリ食べて一気に成長する上、
昼間は見かけないため、なかなか捕殺も難しいという厄介物。














今年は捕虫器も活躍しました。














夜になると誘蛾灯が点灯し、
下の袋にイモムシの親である蛾が集まります。
















上の写真は設置してすぐですが、
2週間経った今、たくさん溜まっていました・・・



元々、虫嫌いでなるべく視界に入れたくない筆者ですが、
今年はそんなことを言っていられませんでした。
『駆逐してやる!』を心の合言葉に、見付けては・・・見付けては・・・

学生さんや教職員の殲滅大作戦のおかげで、
ようやく平穏がもたらされました。


殺虫剤の予防的散布、周囲の除草、他植物の管理場所・方法、
既に来年のリベンジに燃えています。





(池田)




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